後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
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Bombers, Attack & Anti-Submarine Aircraft 1945-1974
都市圏の忘れられた秘境、田舎堤の駅で、同じ時間帯の電車に乗るオバハンがいる。いつも杖をついていて、自分の乗る2本前の通勤快速に乗るのだが、今日は遅れたらしく自分が見ているといきなり杖を小脇に持って走り出し、電車に飛び乗ったではないか!

そして電車に乗ると再び杖をつき、杖がないと歩けないんですよという歩き方に戻ったのにまたまたびっくり。自分も杖をつきたいのを我慢しているので、これは技というのかと驚いた次第。まったく色んな人がいるもんだ。

色んな人というと、駅でもモラルのない人間が多い。中でも一番気になるのは、電車の発射間際に走って自分の降り口に一番近いドアまでたどり着こうとする奴。これが電車の出発に、相対的な遅れを生むことになるということがわからないのだろうか。

普通は発射前に、自分の乗る車輌のドアの前で待つべきだろうが。結局は自分のリスクを他人への迷惑で補っているので、不愉快なことおびただしい。まあモラルがない人たちなので何をいっても始まらないのだが、終点に到着する時間が遅れるのにはむかつく。

これがお盆とは正月とか、結構長い期間にわたって休みが続く時期にはそのようなことがなく、正常運行できるようになるのだから不思議だ。もっともこの理由は十分わかっているのだが、ここで書くわけにはいかない。でもジジババから東京の人間ならばわかるよネ。

さて今回は、すでに何度も紹介した計画機シリーズの最新作「American Secret Projects: Bombers, Attack & Anti-Submarine Aircraft 1945-1974」を紹介しよう。今年の1月末にリリースされたばかりで、1945年から1974年までのアメリカ爆撃機と攻撃機、対潜機を取り上げている。

American Secret Projects: Bombers, Attack & Anti-Submarine Aircraft 1945-1974American Secret Projects: Bombers, Attack & Anti-Submarine Aircraft 1945-1974
(2011/01/30)
Tony Buttler

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元々自分が爆撃機の資料をあまり持っていない(ただし生産型爆撃機の主要な本は揃えているのだ)せいか、まったく知らない計画機が次々に登場してとても面白い本だと感じた。もちろん模型やモックアップの写真、想像図、図面など、視覚的にも十分楽しめ、一応計画の中から登場した生産機の写真も用意されている。

B-47で完成を見た戦後型爆撃機開発からスタートし、B-52への道程となる重爆撃機開発、結局自前ではまとめられずにイギリスからキャンベラを導入し、最後には海軍のA3Dを流用した軽・戦術爆撃機計画、B-58とXB-70で一応解決を見た超音速爆撃機計画1、II。

さらに戦後型海軍爆撃機計画、1950年代以降の海軍新型攻撃機計画、1960年代以降の戦闘爆撃機・攻撃機計画、対潜哨戒機計画、対地支援機計画、そしてB-1登場までという各章に分けて記述が進められている。

とにかくユニークな計画機が多く、単に眺めて面白いという点ではこのシリーズの中でも白眉の存在といえよう。今後この本から取り上げる機体が多いと思うので、ここではこれ以上書かない。でもページをめくるたびに何かの発見があり、非常によい買い物であった。

アメリカ機にあまり興味のない方でも、購入して失望感を感じることはないと思う。登場するのは大戦末期のドイツ空軍かと言いたくなるほどユニークかつ奇抜、そして破天荒な機体ばかりで、とにかく非常に楽しめる一冊だ。間違いなくお勧め!!
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