後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
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中国空軍の開発試験機 J-7FS
新型TVはほぼ26inサイズに決まったはずなのだが、ここで再び32inも候補に入ってきた。シャープのアクオスとの価格差は12,000円ぐらいで、こうなると少々無理しても(この程度で無理なんてナサケネー)大サイズのほうがよいのではと思った次第。視聴位置はTVから1.5mぐらいなので32inでは若干大きすぎる嫌いもあるが、大は小を兼ねるともいうしナ…。

TVを26inとしてその差額をDVDプレーヤーの購入に回すということも考えられるし、はてどうしたものやら。しかし6chしか見れないというのも実に不便ですナ。その昔報道のTBSといわれたことを考えると、本当に見る番組が少なく、料理関係に至っては「チューボーですよ」ぐらいしかない。

しかも放送が土曜の夜半なので、当然ながら飲んだくれて眠ってしまい見れないことがほとんどというのも悲しい。やはり録画機能があるギヤはどうしても必要だなと思う今日この頃だ。26inと32inTV、どちらがよいのかどなたか知恵を貸してくだされ。

さて今回は、中国空軍が将来への布石のひとつとして開発したJ-7FSを紹介しよう。J-7という接頭記号からわかるように、中国がソ連のMiG-21F-13を国産化したJ-7を母体とする改造機であり、段階的に開発が続けられた数多いJ-7改良計画から誕生した機体のひとつでもある。

19990年代末に成都航空機公司(CAC)は、前作であるJ-7IIをベースとして、低価格でかつ能力的に向上した技術実証機の開発に着手した。この機体がJ-7FSであり、他の機体と大きく異なるのはそれまでのショックコーン内蔵型インテイクに換えて、機首下面にリップがやや前方に傾斜したインテイクを備え、その上方に独立したレドームを装着したことにあった。

この配置はチャンスヴォート社のF-8クルーセイダーに共通するものであり、レドームがショックコーンと同等の働きを生じさせて超音速飛行時に効果的に働くという利点があった。またインテイクとの関係からどうしてもサイズに制限がある内臓式のショックコーンよりも、大型のレーダーアンテナを収められるというメリットも見逃せない。

残念ながら搭載されたレーダーは明らかにはされていないが、エンジンはWP-13IIS(推力は不明だが、同系列のWP-13F1がミリタリーで4,100kg、アフターバーナー使用時で6,600kgなので、これとほぼ同等であろう)が搭載された。J-7Iが装備したWP-7エンジンがそれぞれ3,835kgと5,100kgなので、出力増大による飛行性能の向上が図られたことが推察される。

レーダーを含めた電子機材には空調が施され、GPS航法装置も搭載された。デモンストレータ機のため武装は撤去されたが、それ以外はJ-7IIと変化はないという。J-7FSの試作機には2機の中古J-7IIが用いられ、1機は飛行試験機とされたが、残る1機は地上での強度試験に供された。

完成した機体には139の機首番号が記入され、中国空軍曲技チームの「8月1日」所属機に準じた白と赤の塗装が施されて、1998年6月8日に初飛行を行った。飛行試験中に主翼がJ-7Eで導入されたダブル・デルタ翼に換装され、垂直尾翼の上端にフェアリングを新設するなどの改良が実施されている。

この改修を受けた機体はサンドとグリーンの迷彩塗装に塗り替えられ、再び飛行試験に供された。この試験の結果は当然ながら不明だが、生産されなかったことから考えて期待ほどの性能は発揮できなかったようで、計画はインテイクを胴体下面に移したさらなる発展型J-7MFに移行した。
j-7fs_2-s.jpg

機首下面に設けられたインテイクとその上方に配されたレドームは、F-8クルーセイダーを彷彿させるものがある
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テーマ:軍事と兵器 - ジャンル:趣味・実用

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