後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
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『SOVIET/RUSSIAN AIRCRAFT WEAPONS』
ソビエト/ロシアン・エアクラフト・ウェポンズ

今回紹介するのはミットランド出版が刊行した『SOVIET/RUSSIAN AIRCRAFT WEAPONS ~Since World War Two~』で、直訳すると「ソビエト/ロシアの航空機搭載兵器~第二次大戦から現在まで~」となり、ソビエトそしてロシアの航空機用搭載兵装だけを1冊にまとめた、いかにもマニア向けの書籍だ。

著者はいわずと知れたイェフィム・ゴルドンで、ソ連およびロシアの航空機に関する資料の世界では欠かすことのできない存在である。とにかく1991年のソ連邦崩壊以後様々な資料が西側に流失するようになり、今では西側の機体よりも詳しく知ることができるのではと思わせるほどになったが、その立役者の一人が彼であることは間違いないだろう。

内容はというと、「空対空ミサイル」「空対地ミサイル」「無誘導ロケット弾」「自由落下爆弾」の4章に分けられ、そのタイトルに沿った兵器を各章で解説している。空対空、空対地ミサイルはいずれも設計局ごとに開発順で記述が進められており、豊富な写真と緻密なイラストを散りばめることにより、多角的かつ非常にわかりやすくまとめられている。

単に兵器の写真だけではなく、当然ではあるがそれを航空機に搭載した状態での写真も多数が配されており、それぞれのスペックも表で用意されているのはいうまでもない。本文中に挿入されている写真は全てモノクロだが、巻末に31ページを割いてカラー写真が載せられている。
核爆弾について一切触られていないのは残念ではあるが、ここまで多岐に渡って解説した類書はなく、ソ連/ロシア機ファンならばここは押さえておきたい一冊であることは間違いあるまい。なおページ数は207ページで、アマゾンでの価格は4,625円(4月22日調べ)となっている。

Soviet/Russian Aircraft Weapons Since World War TwoSoviet/Russian Aircraft Weapons Since World War Two
(2005/07/30)
Yefim Gordon

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